
小ちゃな赤ちゃん、出産後初めて自分の赤ちゃんを抱くときには、改めてそのやわらかさ、小ささ、頼りなささに新米お母さんはどなも心細くなるものです。
すやすやと自分のそばで寝ているときでも、あまりにも静かなので「本当に寝ているのかしら」と小さな顔の上に手をかざして、寝息を確かめて
ほっと安心したりします。
それが一ヶ月も経てば、もう二、三年もたった母親のように、もの慣れた気分になるのですが、はじめは、みんな不安なものです。
そばに経験豊かなおばあちゃんが控えていたりすると、若いお母さんは、我が子でも、小ちゃな赤ちゃんに触れるのが不安で、ともすると、経験者の助けを借りようとするものです。
でも、それはいつまでも続くものではないのですから、自分の身体が回復したら、自分でできる限りの世話をしてあげなければならないのです。不安、不安の心細いお母さんでは子供が可哀想ではありませんか。
「はじめての授乳で」
母乳にせよ、やがて人工栄養にするにせよ、出産後まもなく、誰でも一度は自分の乳を吸わせてみることでしょう。
こわごわ抱いた我が子に、まだ吸われたことのない、張り切った乳房を寄せても、なかなか上手には飲んでくれません。
そんな新しいお母さんは、まだ我が子を抱くだけで精一杯だし、明るさはそれこそ、生まれてはじめての食事をするので、何もわからないのですから。そうしているうちに、お母さんの肩は張ってくるし、赤ちゃんも泣き出すし、それこそお母さんの方が泣きたいような気持ちになって
しまいそうです。
それにはじめの母乳は、初乳と言われる濃いものらして、まだあまりよく出てこないらしくて、少し不安もあってようでした。
ですから吸えばよく出てくる哺乳瓶の方が楽なので、よく飲んでいたようでした。
しかし、飲ませなければ
乳房は、いっそう張ってしこりのように痛くなって、慣れさせるよりも面倒になほうが先にたち、母乳を飲ませるのを怠りがちになって、身体とともに心の面においても不安定に悩んでいたようでした。お乳を飲ませるだけで、こんな苦があるとは夢にも考えていなかったと思います。
助産婦さんからは、我慢して2日も頑張って、赤ちゃんと一緒に練習すれば、赤ちゃんの本能の力で、不思議なほど上手に飲んでくれるようになりますと言う助言をいただいていたようですが、これも、母親になった者がぶつかる最初の小さい試練が何故か?人一倍大きくなってしまったようです
「痛む乳房に注意が必要」
授乳がある程度上手になって赤ちゃんがよく吸ってくれても、まだ飲む量が少ないので、乳房はだんだんかたくなってしこりのようになって
しまいます。
そんな状態を放置しておくと、乳のでも悪くなって、
急性乳腺炎などの原因になってしまいます。
出産後一週間くらいは、乳房のしこりに対するケアが大で、赤ちゃんが飲んだ後の、余った乳を絞り出す、ゴム球で吸い出す簡単な器械もあるようで、それを併用すると効果的です。
「育児に不安を取り除くためには」
さて、赤ちゃんの観察からはじめることが、その解決の鍵になるようですね。
外見的には、髪の毛の薄い子も濃い子もいますし、生まれてから丈夫そうな子もいれば、ひよわそうな子もいますね。
母親の気持ちは、不思議なもので、赤ちゃんを抱くと、直ぐに我が子に最上の条件を与えたい思いにかられて、心配
するもののようです。
このことは、母親になれば誰しもそう感じるようです。
つまり、誕生したばかりの赤ちゃんと言うものは、可能性のかたまりのようなものです。
薄い毛もやがて濃くなり、その母親の暖かい心やりで、弱々しい子どもでも元気に成長していくものですから、最初からあまり小さな神経は、
使わない方が育児は、うまくいくのかもしれませんね。
やはり天から授かった命で、それぞれのドラマがあるように、あまり神経質になることなく、ある意味では、自然に任せる部分もあるのかもしれませんね。
そのほか、おなかがすくとぐずる子、おむつがぬれると泣く出す子、顔を横に向けて
寝たがる子、うつ伏せに寝る子…と小さくとも一人の人間らしい癖がいっぱいです。
泣き方ひとつにしても、さまざまですね。
やはり新しい母親のいちばん大切なことは、一日でも早く、その我が子の平常の様子を覚え込むことが最も大切であると思います。
とにかく、泣き声、クセ、顔色、哺乳量、便の色とその回数など、とにかく、赤ちゃんの元気なときの様子を、きめ細かく観察して、正確にしっかりと記憶しておくことが、今後の育児への不安を取り除く上で大切なことであると思います。
また、赤ちゃんの、特に新生児の異常は、一刻も早く小児科医の手にまかせるのが、最も安全ですが、その異常を発見するのは、母親の大切な役目であり責任であることを忘れないことでしょう。
まとめ
いかがお感じでしょうか?新米お母さんにはなかなか大変でしょうが、日常の赤ちゃんの状態がよく分かっていれば異常に気づくのも早く、早く安全な処置をとれるのです
から毎日の観察を怠らないことでしょう。
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