コロナ問題でWHO査察団が中国武漢での調査

世界中で猛威を振るう新型コロナウィルスの震源地を武漢とみたWHOは、国際的調査チームを編成し、幾度もの武漢入りを試み、ようやく調査が始まった。

調査チームの見解では、各国が主張してきた武漢説に加え、アメリカ前トランプ政権の主張の武漢ウィルス研究所からの発生説を含め、「その可能性は極めて低い」結論に至った。

どうやら、武漢だけでなく、ヨーロッパや南アフリカでも人に感染の痕跡があると言う。

・WHO調査チームの調査開始の遅れが…

パンデミックに広がる新型コロナウィルスの発生源の解明に向けて、ようやくWHOの国際的調査団チームが武漢入りできたのは、発生が初めて報告されて1年以上も経過していた。

その背景には世界経済大国であるアメリカと中国の対立にあるらしい。

トランプ前大統領が新型コロナウィルスを「チャイナウィルス」と呼び、これに対して中国は強く反発、「アメリカがウィルスを持ち込んだ」と表現し、両国ともに1歩も譲らない

間に、結果的に新型コロナウィルス感染症は世界中に拡散され、その間にウィルス自体の変異も進み、死亡者も増え、未曾有な危機を招いてたというのが一般的な考えであるのだが、果たしてそれだけなのだろうか?

そんな世界的な危機の中でWHO国際的調査チームが武漢で本格的な調査が開始できたのは2021年1月になっていた。

・WHO調査チームの右往左往の頃

新型コロナウィルス感染症の影響を私たち日本人が意識始めたのは、2020年1月も終わり頃で、あの頃は誰もが今のような深刻な状況に陥ってしまうなんて想像すらつかなかった。

ところが、そんな1月頃には中国武漢の海鮮市場を中心にウィルスが猛威を振るい感染を拡大していた少し前に、

中国政府は、2019年12月末にWHO宛に新型肺炎が武漢市内で発生したむねを報告していた。

WHOはさっそく2月に調査団を派遣したものの、発生源と考えられていた市場には調査は出来ずに帰国している。

そして、7月、WHO側からの再要請に応じたものの、WHOの国際的な調査団は武漢入りが出来ず、北京入りのみで何の調査することなく帰国の途に…。

この頃になると、全世界に感染が爆発し、国によっては火葬場が間に合わず遺体を冷凍コンテナで一時保管する最悪の状況にあった。

私たちの日本も「第一回目の緊急事態宣言」中、学校は休校、多くの企業がテレワークになり街から人が消えた。

WHOは、世界的流行の責任追及を避けたい中国政府の抵抗にあって、中国政府の調査の妨げで調査は実現できず。

中国側としては、新型コロナウィルス発生源は中国側ではない、宣伝活動が盛んに行われているニュース報道も流れた。

また、中国政府が意図的にウィルスを生み、世界的に拡散させているとの、証拠ない報道から各国が賠償請求を訴え始めたのもこの頃です。

中国国営新華社通信は、トランプ氏の言葉使いに「人種差別的で外国人を嫌悪」するものだと論評した。

そんな中で、世界的流行の責任追及をさせたい中国政府の抵抗にあって、WHOの調査団の入る隙さえない状況が半年以上も続く、その間にもコロナウィルスの猛威は増すばかり…。

・1年遅れで調査団が武漢入り

武漢で最初のコロナ患者が認定から1年、当初から発生源の解明には中国当局の消極的姿勢が続いていたものの、年が明けた2021年1月11日に、WHOの国際的な調査団チームが1月14日に受け入れを表明し、一行は入国後に感染隔離処置に基づいて、武漢市内のホテルに2週間待機することになりました。

調査団チームは中国武漢入りはできたものの、本格的な調査を始める予定でありながらも中国当局が関連データの提供をどこまで応じてもらえるかが焦点になります。

中国政府は武漢市内で新型コロナウィルスの感染拡大に伴い2020年1月23日から76日間に渡り、都市を封鎖し、市民の移動をも厳しく制限結果に5月以降は新たな感染拡大もなく、しかも、国際的な批判を考慮の上の処置になったようです。

ただ、この時点での調査団の心配に当局による証拠の隠蔽工作の有無など、発生源の解明の難しさに、不安材料は多々あることも報道されています。

中国政府は発生源は武漢とは限らないと繰り返し、その証拠に市場で売られていた野性動物のサンプルからは、ウィルスが検出されていないこと、また、発症を最初に認定した最初の患者は市場を訪れてはいないことから、たとえ武漢で最初に流行したとしても発生源とは言えないようです。

例えば、冷凍食品経由で国外からウィルスが持ち込まれた可能性も高いと表明、合わせて中国メディアも国外発生説を強調し、そんな中で、発生源めぐる十分な調査ができるかが焦点の中、調査が開始されました。

<調査団による調査開始!>

・1月29日

新型コロナウィルスの発生源を調べるため、武漢市内での本格的な現地調査が開始されました。初日のこの日は、感染拡大した初期段階の患者さんを受け入れた市内の病院を訪ねて、医療関係者から聞き取り調査を詳細にわたり議論したむねをツィッターで明らかにしています。

・1月30日

中国共産党の指導のもと、感染拡大を封じ込めに成功したという展覧会の会場に2時間以上も滞在させられていました。この会場へは一方的に、しかも長時間があてられていて、WHOの調査の目的である発生源をめぐる調査の妨害行為としてみても仕方ないようです。

中国側に主導権を握られて、核心にあたる部分には触れてほしくはないように調査団には見えたものと感じます。

・1月31日

今日でWHOのコロナの国際的調査チームの3日目に入り、「華南海鮮市場を調査、調査団の焦点としていた「華南海鮮市場を調査したものの、感染拡大から1年以上も経過していたこともあって、正確なデータが回収されないという懸念材料の中での調査と言えました。

周辺地域には大勢の警察官による厳しく立ち入り制限がありました。

・2月3日

アメリカトランプ政権がコロナウィルスの流失に関与していたなど多くの国から発生源と指摘されていた「武漢ウィルス研究所」も調査が許されることになりました。

WHOの国際的な調査団チームとしての考えには発生源や人への感染ルートの解明に向けては、中国側が保管しているとされている患者の検体の分析が必須条件にありながらも、中国側の関連データの提供に応じてもらえないいらだちを隠せない様子もうかがえたようでした。

しかし、そんな状況にいながらも国際調査団の一員でアメリカのピーター・ダシャック氏は、新型コロナウィルスがコウモリの可能性が高いことから、中国でコウモリの生息する洞窟を訪れて遺伝情報をさかのぼれば新型コロナの起源の解明につながると強調しています。

その起源を知るためには「コウモリの洞窟で遺伝情報を追跡が鍵になりうるとのことです」

とにかく、    中国や東南アジアの地域のコウモリが、どのように武漢にウイルスとして入ってきたのかを調査すれば、解明の道が開かれるということでした。

まずは調査団は最初の感染者から感染源の可能性があるコウモリをみつけることが重要だとして、生息地の調査の必要性を指摘いるようです。

それに、ピーター・ダザック氏は「ウイルスがどのようにして感染拡大につながっているのか、新たな情報を得ている」ようで、ウイルスが人工的に作られて、しかも研究所から漏出したことを示唆する証拠はないとの認識も示しました。

そして、ウイルス自体は2019年末に武漢で確認されるよりかなり前から広がりをみせていたことも、詳しく調査されているようです。

以上から2月9日時点で現地調査はほぼ終了し、さらなる詳細な調査となった場合には数年を要することです。

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