
皆さん、ダイエットと聞いて、まずは頭に浮かぶのがカロリーという言葉ではないでしょうか?
この言葉を聞いて、ちょっと難しいというイメージがあって、聞くところには実際、ダイエットが挫折する原因のひとつにもなっているそうです。
もともとは、カロリー計算は、糖尿病の食事療法として発達したとかで、厳格な食事制限の話になると嫌になって、やめてしまう人もいるようです。
今回は、何方も高カロリーと考えてしまうチョコと比較的低カロリーと考えがちのサラダが同じという信じがたいカロリー量について、皆さんと一緒に探ってみることにしましょう。
その前にカロリーについて少しご説明いたしますと…

<カロリーを求めるには>
カロリーは、エネルギーを表す単位で、1カロリーが1mlの水の温度を1℃上げるために必要な熱量と定義されています。
すると食品ごとのカロリーは、いったいどうやって求めるの?ということに…。
実際に火をつけて燃やしてみて、水の温度がどれくらい上昇するかを調べればいいと言っても、これでは包装紙を燃やしてもカロリーがあることになりますね。
人は、紙を食べても消化できません。そこで、人にとって大切な栄養素は、炭水化物、タンパク質、脂肪、ビタミン、ミネラルと水です。
そのうち、体内でカロリー源となりうるのは、炭水化物、タンパク質、脂肪の3つだけです。
それぞれカロリーが分かっていますから、各食品にどれくらい含まれているかが分かれば、合計カロリーも計算できることになります。
人が消化できないものは、たとえ食品であってもカロリー源にはなりません。
その代表が食物繊維です。
この食物繊維の多くは、人の体内に消化酵素がなく、消化も吸収もされずに素通りしてしまいます。
仮に、消化吸収できたとしても、食べ過ぎた分が尿や便となって体外に排泄されてしまう栄養素もあって、カロリー計算はなかなか大変なんです。

<チョコレートのカロリー>
スイーツとして愛されてきたチョコレート、健康食品として注目されたのは、抗酸化物質のポリフェノールが豊富に含まれていることが明らかになったことです。
ポリフェノールには、高血圧や動脈硬化などの予防、改善の健康と美にもの鍵を握る効果があります。
また、チョコレートは、カカオマスと砂糖や乳製品で作られています。
ところで、カカオマスの量によってミルクやバターなどの呼び名が変わり、このカカオは身体にいい栄養素を含むスーパーフードになるわけです。
カカオ成分が増えるほど、香りも増し、健康に良い効果をもたらします。
つまり、チョコレートがスーパーフードと呼ばれるのは、前述のポリフェノールの機能に加えて、便秘を改善し、不溶性食物繊維のリグニン、エイジングケアや美肌に良いビタミンE、高血圧を防止するマグネシウムなどが含まれます。
またカカオタンパク質には、腸内環境を整える機能もあり、チョコレートでありながらサプリメント感覚で考えてもいい食品の一つです。
皆さん、ご存じの板チョコは、食品による違いがほとんどなく、昔馴染みのミルクチョコレートが(3×5カケ)1枚395kcalで、梅干しおにぎり2個半分です。
1カケ(溝に沿って割ったカケラ)では、26kcalくらいになります。

<野菜サラダのカロリー>
ダイエットと言えば野菜サラダですが、本当にカロリーは、低いのでしょうか?
サラダも材料や盛り付け方が、千差万別ですから、なにか基準になるものがないと評価はできませんね。
幸いにもアメリカでは、計量カップを使用してサラダの分量を表すという習慣があります。
日本風に言ってしまえば、ちょうど味噌汁のお椀くらいですので、皆さんもこれにならうことにしましょう。
野菜1カップあたりのカロリー
野菜 kcal
レタス 16kcal
カリフラワー 30kcal
ホウレンソウ 42kcal
ニンジン 70kcal
ズッキーニ 24kcal
ブロッコリー 44kcal
トマト 53kcal
1カップあたりのカロリーをさまざまな野菜についてまとめてみました。
野菜のカロリーは、炭水化物や水分の含有量によって決まります。
アメリカの学会が公表しているデータによれば、葉物野菜1カップ、または、根野菜0.5カップでおよそ25kcalです。
ちょうど、板チョコの1カケラ分に相当します。
カロリーが低いこともさることながら、野菜はダイエット中も欠かすことのできない優良食品です。
欧米の健康指針によれば、成人で1日に5カップ以上、授乳中のお母さんは、8カップ以上をそれぞれ食べた方がいいとされています。
ちなみに、葉物野菜6カップでも、梅干しおにぎり1個以下のカロリーにしかなりません。
野菜サラダは、やはり体重を減らすには、効果的な食べ物と言えるようです。
逆にチョコレートは、小さいカケラでも高いカロリーです。
板チョコと野菜サラダの関係で、この2つが同じカロリー約25kcalは、板チョコで1カケラとブロッコリー1カケラ半になるわけです。
この考え方を皆さんのダイエットや日常の食生活において、何かのお役にたつことができれば嬉しく思います。
