メキシコ・サカテカスを訪ねて その①

サカテカスは、メキシコシティの北西約500キロ、標高2500mの高地にある街、以前は、銀の鉱脈によって栄えたメキシコのシルバーラッシュの原点になります。

サカテカスで銀の採掘が始まったのが16世紀、銀鉱山と共に町は発展したとか。

サカテカスを経て南東のグアナフアトからメキシコシティへと、通じる陸路を銀の道と呼ばれて、その当時、銀で財を成した銀貴族たちが多く暮らし、また、その財を投じてバロック様式の教会を次々と建てられました。

そのおもむきのある古い街並みは、近代化のなみを受けることなく昔の面影とどめているからか、歴史地区として世界遺産に登録されています。

今回は、そんな歴史あるサカテカスの街並みを散歩してみました。

「サカテカスの夜のパレード」

サカテカスへは、テイファナから空路で2時間足らずで到着します。

私がサカテカスのセントロ地区のホテルへ投宿したのは、夜、8時を過ぎていましたが、目抜き通りはまだ人通りも多く、予想以上に賑やかでした。

これならば食事を兼ねて街をブラブラしても問題なさそうかなと地図を広げて思案していると、太鼓や管楽器の賑やかな音が通りから聞こえきた。

直ぐに外に飛び出してみると、パーカッション、管楽器、ギターなどで編成された小さなバンダの後に従って、群衆が歌い踊りながら通りを歩いています。

あたかも田舎町のカーニバルの様で、おもわず私もそのパレードに加わって夜の街に繰り出してみました。

目抜き通りのHidalgo通りに入ると、見物客も増えて外国人観光客たちも、そのパレードに加わってきた。

夜のサカテカスは、コロニアル様式の古い建物が街灯に照らされて、何故か、中世ヨーロッパにいるような錯覚に…

そんな気分にさせてくれるサカテカスの雰囲気に観光客たちも魅了しているでしょう。

そして、石畳の道を7~8分歩くと19世紀建造のカルデロン劇場が見えてきます。

美しいステンドガラスの窓がとても印象的でした。その正面には、オルテガ市場があって、入り口に古い馬車が飾られていて市場とは思えない美しさがあります。

しばらく進むと、カテドラルが見えてきて天使や草花などの細かい彫刻が、随所に散りばめられて幻想的なムードに浸れます。

カテドラルの脇のアルマス広場へ到着したパレードは、いったん止まったら、

観衆は、待ってましたとばかりに踊り出した。男女がペアになって、軽く跳ねるように踊っているんです。

独特のステップやリズムがあって、あの踊りは地元人でないととても踊れないような…。

パレードに心を奪われて時間を忘れてしまって、時計をみると午後11時近く

何も食べていなかったせいか、お腹がへってレストランを数軒のぞいても閉店間際で全て断られてしまった。

とりあえずホテルの方へ戻ると、Sanbonsの看板が見えファミリーレストランとでもいうのか、さっそくマルガリータを注文し、私たちはサカテカスの初日の夜に乾杯しました。サルー エン ラ サカテカス!

「翌朝にグアダルーペへ」

私たちは、翌朝早起きしてバスでサカテカスの町から東へ7~8キロの古都グアダルーペへ行くことに、バスに乗り込む前に、道ばたに湯気の立つ鍋を囲む人々が何やら、ちまきのようなものを立ち食いしている…

聞いてみると

これがタマレスと呼ばれるメキシコのスナックで、トウモロコシの粉を練って

香辛料をしみこませた豚肉を加えて、トウモロコシの葉っぱで包んで蒸したもので、バスの中でほおばってみた。

確かに温かくて香ばしが、私にはチレの辛さが強烈過ぎて、隣にいたメキシコ人が笑いながら、タマレスのピリ辛が目覚まし時計となるのさと言う。

15~16分でグアダルーペへ到着して、すぐ前に有名なグアダルーペ修道院があり、

ここは、フランシスコ修道会によって建設され、バロック様式の修道院は、現在

美術館になっていて、メキシカンアートの巨匠たちの宗教画が鑑賞出来ます。

この日は、再びサカテカスに戻って、この町のシンボルとも言えるブーファの丘に登頂しました。

このブーファの丘は、下界からみると小さいエアーズロックのような岩がはりついているのが特徴です。

頂上へは、スイス製の赤いロープウェイが運行しています

この乗り場も小高い丘の中腹にあって、狭い路地をくぐり抜けて向かった先には、乗り場までの急な階段は、意外ときつい。健脚てなければ、絶対タクシーを使ってロープウェイ乗り場まで行った方が楽でおすすめです。

10人も乗るといっぱいになりそうなロープウェイでガイドのおじさんの説明を聞きながら、7分間の旅です。

ロープウェイの窓からは、街のディテールが手に取るように見渡せます。

丘の上ではインディオの女性たちが道端で色鮮やかな細かいビーズを縫い付けた

イグアナのオブジェが目立ちました。後で気づいたことですが、空港のお土産屋では何倍も高く、この売店でお求めください。

まとめ

サカテカスは、中世ヨーロッパを思わせる街並みです。いかがでしょうか?

その2に続きます。

コメントを残す

WordPress.com で次のようなサイトをデザイン
始めてみよう