心の扉…

爺、死後の世界って、どんなところなのかしら?私たちの見えない、奥深い世界というくらいかな?

私に分かるのは、そのくらいまでよ。

はい、姫のために、爺は10年間に得た情報をいろいろな角度から照らし合わせてみました。

爺、そんな長い間、調査研究をされていたなんて素晴らしいことではない…

さあ、今日は、姫が知りたい、この世の真理に関する都市伝説を徹底的にお話しいたしましょう。

現世と死後の世界のつながりは、人の最大の謎として、ずっと古来から長い間考えられていました。

私達が暮らす世界は現象界です。現象の現れた世界で、人の感覚により知覚可能な世界。

死後の世界は非物質的な世界で実相界です。時間や空間といった概念のない、異次元の世界。

実は、この両方は宇宙とつながっていたり、現世との間でコインの表裏一体の世界であるようです。

つまり、私達には現世と死後の両方に、それぞれの人生があるのです。

従って、魂は永遠不滅であり、魂を持つ身体ではなく、その姿は身体を持つ魂であると考えるべきです。

爺、その考え方は肉体は変わっても魂は不変ということなの?それに記憶、人柄、人格に絆も、ずっと受け継ぐのかしら…

としたら…来世も今の自分のままということも考えられるの?

はい、姫、率直に言ってしまえば間違いではありません。

それに、人は地上生活が主で、死後の世界は付属物と考えがちですが、実は、その逆が正しいようです。

この世に生まれた私達は、多様な経験を積むことで霊界成長を達成し、本当の意味での天界での生活に備えるための準備期間になります。

しかし、現世は天界への準備期間とはいえ、利己中心に生きたり世俗に染まると魂の霊界成長は望めません。

爺、具体的にはどんな生き方が必要になってくるの?

姫、そもそも人は、生まれたてきた目的は何であるのでしょうか?姫のお考えは…?

爺、自身の夢を達成することかしら。でもね、なかなか難しい…

姫、夢の実現も大切でしょうが、その最終目的とは、ご自身の魂を磨いて八百万神(やおよろずのかみ)になることです。

仏教では仏になることで成仏し、キリスト教でも天界(天国)への道で最終目的は共通します。

ところで、爺、仏への成仏やら、天界への道は、お釈迦様やキリスト様のような厳しい修行を積む必要があるのではないの?

だとしたら…私には到底不可能になるわね。

姫、あの高い宗教家のような天界の指導者への道は、天から垂らし糸を地上界の針穴を通すような厳しさがあるのも事実です。

成仏とは、死後の世界と考えがちですが、死後のことを言うのではなく、現世の間にする、お釈迦様は菩薩樹のもとで悟りを開いた、つまり成仏しているのです。

姫、姫に先ほど述べた現世と死後の世界は、コインの表裏のように一体となる、つまり合わせ鏡であるのです。

従って、人の魂というのは生きながら霊界にいるわけなんです。

魂が正しく磨かれて天界に入ると、全てが嬉しい、楽しくなります。

私達が人のために良い行いをすると嬉しいのと同じことなんです。

しかし、天国暮らしをするには、人生の中ではいろいろな出来事が起こるために、これを常に維持する必要があります。

長い一生の間には、時には悪魔のさえずりも聞こえてくることもあり、それを討ち滅ぼすための心の掃除が大切です。

自己の内に秘めた悪を滅ぼすための心の掃除で、これを維持するには、日々の心、言葉、行動が一体となると心の中に正神が生まれます。

即ち、これが戒律と言われ、達成されれば死後は即身成仏します。

爺、それならば、最大の敵は外敵ではないのね。自分自身の中に存在するのかしら?

はい、姫、その通りでございます。

最大の敵は、自分自身で、自我、利己であり、仏教でもキリスト様でも共通した教えです。

自身の因縁で出てくる試練を感謝で受けて、自身のやるべく義務を果たす、難しい行いの先に日々の幸せという仏教でいうところの天国が存在します。

爺、私達の正しい行いを実行するには、まさに天から垂らした糸を地にある針穴に通すような難しさを感じました。これは難しいわ。

はい、姫にご理解していただきまして嬉しいです。爺も10年間の苦労が報われました。

姫、直ぐに出来なくても構いません。要は諦めることなく、実行して魂を磨く、これが天界の最も近道になります。

さて、ここまでお話しをご理解していただいたところで、次は死後の世界はどんなところ?魂を含めてお話しいたします。

人は死ぬと魂は肉体を離れます。

爺、それって幽体になることよね。

はい、姫、魂そのものが身体を抜け出してお会いしたい人に会ったり、最後の挨拶をして回る。

それは、死後ではなく、霊界へ旅立つ前に体験になります。

要するに、旅立ち前に枕元や夢の中に現れた現象なんです。

ところで、姫は幽体離脱という現象をご存じでしょうか?

爺、もちろん知っているわよ。

魂が肉体から離れること、私にも経験があるわ。

姫、この現象は、魂の緒がつながったまま、魂が肉体から離脱してしまう、無意識や睡眠中にも見られる現象です。

ところで、魂というと、姫はどんなイメージを持っていますか?

爺、そうね、光る人魂かな?

姫、不滅の魂は光輝くエネルギー体で、魂から肉体へエネルギーを供給する、確かではありませんが、魂の高低による色の違いもあるらしいです。

成長度により、光輝く魂から、暗く沈んだ低輝度の魂までいろいろ。

輝きの強弱で高いと低いを分けた考え方です。

天界への道はその魂の高低には、独自の判断基準があるようです。

善人だから高い層、悪人だから低い層というわけではありません。

要はその人が一生を通しての行いを審査される、自覚と反省があるかどうかを重んじる。

その審査は神との対面で行われる、神そのものが鏡で、自身の心が映る醜さに恐怖する。

人間界の法をすり抜けた権力者でも神の法にはごまかしはきかない。

その恐怖で死後硬直をするらしい。

その証拠に以下のような例が紹介されている。その例とは、ハワイのある葬儀屋によると死後硬直のない例が報告されたとか。

アメリカでは葬儀屋を開業する場合には日本にはない大学葬儀学部卒業が必要で、もちろんあるレベルの医学知識も習得しているため、驚きもかなりあったに違いない。

それに、古代では死ぬと芳香がたちこめていたようで、それが魂そのものの低下により死の悪臭がたちこめて線香で悪臭隠しが行われるようになったとか。

爺、そんなことが本当なら、医学的には説明不可になってしまうわ?

それにますます線香が必要になったことかしら?つまり、天使ほど強い芳香を放つというのね。

姫、宇宙には私達人間には分からないことばかりです。

もし知りたいならば、アカシックレコードに地球や人類史上の痕跡が異次元世界に記録された宇宙図書館のような、人間の脳内での量子論的現象から…

実は、真言宗の開祖、空海が修行で得た虚空蔵求聞持法の奥義はアカシックレコードにあたります。

もともと人間に備わった自然な能力なのですが~

姫には次の機会で分かりやすくご説明します。

爺、量子論やら空海の奥義やら~私達には未知なる世界であり、宇宙のことは私達人間には何も分からないわね

はい、姫、その通りです。そんな未知なる宇宙を知るよりも、まずは、人間に生まれてきた本分を知ることが最重要ではありませんか。

日々の生活での反省、心の掃除で魂を磨く、これが目的、現世はいわば天界へのトレーニング期間と考えるべきです。

爺、心の掃除が最重要で、天界への近道になるのね。

それから、仏教ではお祈りがあるようですが…

姫、キリスト様は神からお祈りをさずかってはいませんが、日蓮宗の日蓮は南無妙法結経のお祈りをいただいています。

仏教の研究を続けた日蓮は学びの中で、仏の教えは一つでありながら、仏教には何故、いくつもの宗派があり、論争を続けているのだろうか…

これでは国に何人も王がいるような疑問を持ち、日蓮は解き明かすため各地で膨大な仏教書を読破。

やがて一つの結論に至る。

日蓮は法華経は、誰もが平等に仏の心を持ち、極楽浄土はこの現世にあるという仏教思想である、この仏の教えこそが仏教の最上の教えであると説いた。

お釈迦様が法華経を悟るまでの修行も全て南無妙法蓮華経に収まっています。

爺、素晴らしい、南無妙法蓮結経、これ以上のお祈りはないということなのね。

南無妙法蓮結経は法結経のフルネームでユーラシア大陸で信仰されていた大乗仏教の代表的な教典のひとつ

それに地獄界も知りたい。

ところで、天界での即身成仏以外にはどんな世界があるのかしら?

姫、分かりました。それでは簡単にご説明いたしましょう。

姫、幸福な死を迎えたければ、物質世界や世俗社会には固執しないことが大切です。

爺の知り合いに官僚として退職時に迷わず天下りを拒否した方がいました。その際に上司からお前のような馬鹿者はみたことがないということでしたが、欲に負けない、人の本分を認識した、神は彼を称賛し即身成仏間違いないと感じました。

爺、本当に素晴らしいわね。このような心の高い方、一人でも多くの指導者がいれば国も末永く安泰というもの。

姫、今のような世の終末にはなくてはならない一人と言えましょう!

ところで、姫、先ほどお話しのように人の死亡時に総決算が行われます。

あの官僚の最高度の善人は、閻魔様の前を素通りします。

しかしながら、最高度の悪人は閻魔様の審査もなく地獄へ直行し、皆さんが知る地獄絵そのものの世界へいきます。

三途の川を渡る途中に川底に沈むということになります。

特に、聖職者や権力の世界にいる人は、甘い世界に心を奪われて、一歩間違えると…だそうです。

自分で選んで、この世界に誕生することを考えると、かなり強い意志がないと危険性が高いようです。

つまり天の利子は高いです。

そして、ほとんどは天界でも地獄でもない中間的な位置の精霊界にて厳しい審査があります。

49日くらいで、その振り分けがあるようです。現生で言われる死後の49日になるわけです。

姫、詳しく説明すると言いながら、今回はこの辺でご勘弁ください。

お話しはまだ入り口に過ぎませんので、全てまとまり次第、調査本と実際の霊界通信による体験本の2冊を電子本で出す予定です。対比させていただくと面白くなります。

爺、有難うございました。楽しみ待っています。

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